痛くないお産のために痛みのないお産を目指してお産は痛いものだと思いこんでいませんか? 確かに陣痛は痛いです。 でも、陣痛は赤ちゃんが「ママ今から生まれるからね、一緒に頑張ろうね」っとお母さんへのサインなんです。 陣痛の始まりはお母さんが決めることではなく 赤ちゃんが自分から産まれたい、生まれる日がやってきたとき 赤ちゃんから出されるホルモンで始まります。 子宮から狭い産道を通って赤ちゃんはゆっくりゆっくり旅をします。 産道で赤ちゃんが身体を回転させて窮屈な産道を通ることで 赤ちゃんの皮膚を刺激されます。 これは赤ちゃん自身が外での世界で生きていくための準備なんです。 赤ちゃんだってこの狭い産道をよいしょよいしょって お母さんに会うために命がけで旅をしているのです。 だから決して怖いものでも痛いものでもないんです。 もし、ものすごく痛い痛みであれば、 人間には脳内麻薬快楽ホルモン「エンドロフィン」が分泌するので 痛みを感じなくなるのです。 エンドロフィンとは エンドロフィンは継続して痛みが続いたり、 マラソンなどで身体にとって苦しい状況が続くと分泌すると言われています。 陣痛はまさにそれですよね。 最近は「-妊婦のための積極的リラックス法―ソフロロジー式分娩教育」 といって陣痛やお産の痛みを積極的に受け入れながらリラックスする方法が増えてきました。 私はストレスがたまりやすいので 普段から自律神経訓練法などで緊張で緊張を緩和するようにしていました。 私の自分がリラックスできる簡単な呼吸法 1 目を閉じて鼻から息をゆっくり吸い込み、くちびるを閉じて上唇と下唇 の間をほんの少しだけ離して紙のように薄い息をゆっくり時間をかけて はいていきます。 2 そのとき出来ればお花畑や海、草原など自分の中で一番楽しかった場所 や気持ちの安らげることを思い浮かべたり、赤ちゃんとこれからどんな 楽しいことが待っているかを想像したりします。 私はいろいろと買い集めていたベビー服やおもちゃで遊ぶ赤ちゃんの事 を想像したりしました。 3 1と2をとにかく続けているうちだんだん意識が遠くなり ふわーっとからだが浮いたような不思議な感じがしてきます。 (私はそうでした。)すると確かに痛いんだけど、それが全然気になら なくなっていきます。 多分エンドロフィンが出始めてきているんだと思います。 そんな感じで初めての出産は陣痛の痛みが遠のいていきました。 不安に思うと必要以上に痛みが増していきます。 エンドロフィンでまくりで楽々お産を乗り越えられるように 応援しています。 会陰切開を防ぐために 膣は赤ちゃんの通り道なのでゴムみたいにびよーんと伸びる 柔軟なところです。 会陰切開が必要ない場合もありますが 会陰がなかなか伸びない妊婦さんは切開することがあります。 最近は会陰マッサージをして会陰を柔らかくしてお産に備える方も増えています。 その方法は 36W以降、入浴後オリーブオイルやアロマオイルなどを使用して 5分間または100回行う。 1)自分の親指全部を膣に入れ息を吐きながら肛門の方に圧迫する。 (この時、便意を感じるくらいの力で) 2)少し慣れたら時計の4時から8時の間を肛門の方に圧迫しながら マッサージを行う。 3)4時から8時の会陰の表面をこするようマッサージする。 4)会陰の表面をこするようにマッサージする。 自分でするより旦那に協力してもらう方が楽で効果がある。(らしい・・・) お産は怖くありません。 いいお産にするのはべビーとあなた、あなたのパートナー、そして助産院のスタッフです。 自分がどんなお産にしたいか事前に納得のいくまで助産師やドクターと相談してください。 いいお産になりますように。 |